【チェンソーマン考察】デンジにとってレゼはどんな存在だったのか?【最新話ネタバレあり】

チェンソーマン

 デンジにとってレゼはどのような存在だったのか?

 「レゼ編」として映画化され、ひとつの章としてまとめられているわけだがデンジの人生という観点でこの「レゼ編」を考えてみようと思う。

デンジの人間関係

 「レゼ編」を考える上で、デンジの人間関係について触れる必要がある。

 まずはデンジの家族という観点で考えると幼少期に親を亡くしておおよそ10年、デビルハンターとして孤独な生活をしてきた

 もちろんポチタという存在はいたが、自分の人生を自分だけで責任をもたないといけない≒子供として面倒をみてくれる人物がいないという意味では孤独であった。

 生き延びるために自分の体を売り、日々戦い、過酷な生活を過ごしてきた。

 しかしながら日々強く生きようとするあまりに、幼少期に享受するべきである”他者からの愛”を受け取れずに青年期を迎えることとなる。


 そんななかでマキマら公安組と出会うものの、デンジに優しすぎることはない

 もちろん甘々な瞬間もあった。

 マキマから戦闘のご褒美としてチュッパチャップスをもらったり、早川アキ宅で「普通の生活」ができるようになったりした。

 しかしマキマもご褒美をあげるものの、出会ってすぐのデンジに悪魔討伐を頼み、右も左もわからないデンジにパワーの面倒をみさせるなど基本的にはアメよりムチの割合が大きい

 この「レゼ編」までの早川はマキマからの頼みでデンジの面倒をみており、この段階では一種の義務感を感じつつ暮らしていたように見受けられる

 パワーもパワーで性格からしてかなり適当であり、このときにはデンジに対しての優しさを大きく感じることはなかった


 マキマにとってはデンジはチェンソーマンでしかない。早川アキ・パワーにとっても同居人という側面のほうがどうも強い。

 このようなことを踏まえるとデンジをひとりの人間として、対等な関係を築けている相手がこの段階ではいなかったのである。

 もちろん人間として普通の暮らしを始めだし幸せなことではあるが、愛を満たしてはくれていなかったという状況だ。

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