【呪術廻戦考察】『宿儺は魔虚羅に無量空処をどう適応させたか』【本誌ネタバレあり】

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 ジャンプ本誌では常に見せ場を見せ続ける五条悟vs両面宿儺。

 今回は「宿儺は魔虚羅に無量空処をどう適応させたか」について考えてみていこうと思う。

魔虚羅とは

 魔虚羅については前回の記事で解説しているので詳しくはそちらを参照していただきたい。

 ざっくりと解説すると魔虚羅とは伏黒恵の術式・十種影法術にて使役できる式神のひとつである。

 敵の攻撃を分析することで耐性と有効打を身に着けるという力をもつ。

 つまり一度喰らった攻撃は二度目には対応できてしまうし、魔虚羅側も攻撃が不発と成れば二撃目には対策する、という著しい成長速度を持つ式神だ。

 その強力さゆえ、歴代の十種影法術使いの誰もが調伏することをできていない。

 慶長時代に実在した無下限呪術・六眼持ちの五条家の当主(≒五条悟クラス)と張り合えた禪院家当主ですら調伏に失敗しているということだ。

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