【カグラバチ考察】18年前の斉廷戦争の”敵”とはなんだったのか【最新話ネタバレあり】

カグラバチ

“斉廷戦争”は内乱であった?

 以上のことを踏まえると「斉廷戦争」というのは日本国内で発生した内乱あるいはテロであると私は考える。

 内戦であると考えればこれまでの疑問も解消できる。

 舞台を日本に限定しており、また日本刀を主とした物語にしている。

 これも最初から最後まで日本を舞台にするという意味合いにもなる。

 国内の戦争であれば諸外国からの防衛に重きをおく必要がない。

 また内戦を完全に制圧できたのであれば妖刀が今後用いられることはないであろうから、危険度が高く内戦の引き金ともなりかねない妖刀は六平国重が回収していても納得できる

 そして戦争に勝利し誇れるはずの「斉廷戦争」に関して”敵”という表現でボヤかしていたのも、おそらく日本にとっては誇るべき歴史ではないからではないだろうか。

 以上のことから、「斉廷戦争」は日本国内で発生した内戦であったと考える。

 また「斉廷戦争」が内戦であるのであれば「毘灼」が妖刀を狙う根拠にもつながる。

 ヤクザの後ろ盾ともなっている妖術組織・「毘灼」であるが、上記の考察通りであれば彼らはおそらく内戦で敗北した者の残党であると考えられる

 そうであれば国に対抗する存在であるヤクザや武器商人とかかわりを持っているのも頷ける。

 「斉廷戦争」の復讐または成し遂げられなかった願いを再興するという意味でも、妖刀を狙う理由としては十分である。

 今回の考察はここまで。

 

 

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