本屋大賞

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『まち』「前作『ひと』との比較」【書評・感想】著者:小野寺史宜

【あらすじ】群馬の小さな村・尾瀬で生まれた瞬一は小さいころに火事で両親を亡くし、祖父に育てられていた。しかし、「東京に出ろ」という言葉を賭けられた高校を卒業するタイミングで上京する。荒川沿いのアパートでアルバイトをしながら暮らし、助け合いながら生活する。東京に住む若者の日常を切り取った一作。
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【書評・感想】『お探し物は図書館まで』「小町さんと付録」作:青山美智子【2022年本屋大賞】

『お探し物は図書館まで』 あらすじ  生きていくうえで仕事は切っても切り離すことができない関係にある。  「生きる」と「...
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【2020年本屋大賞】『そしてバトンは渡された』「優子と親子について」【書評・感想】著者:瀬尾まいこ

【あらすじ】優子がまだ幼い時、母親は死別してしまった。父親は再婚するものの海外赴任が宣告される。優子は日本に残り。父親の再婚相手と暮らす。優子を繋ぐバトンは引き継がれていき、2人の母親と3人の父親を持つこととなる。苦労にまみれながらも、それぞれの”愛”を受け育った優子の半生を描いた物語。
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【あらすじ・見どころ】『ある男』作:平野啓一郎

【あらすじ】常連客となった「谷口大祐」と結婚することとなる里枝。「谷口大祐」は事故で亡くなってしまうが"亡くなっても家族に知らせないで欲しい"と生前から話していた。里枝一家は"家族には知らせるべき"という結論に至り、家族を招く。"どなたですか?"「谷口大祐」は「谷口大祐」ではなかったのだ。
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【本屋大賞】『ひと』 著:小野寺史宜【感想・レビュー】

今回は小野寺史宜の著書『ひと』の感想・レビューについてまとめていこうと思う。 あらすじ  高校生の時に父を亡くし、母と二...