【感想/レビュー】『一ノ瀬家の大罪』【第7話考察】タイザン5

一ノ瀬家の大罪

今回も『一ノ瀬家の大罪』の考察やレビューを進めていこうと思う。

第7話についてになります!

過去の記事は↓からどうぞ。

第7話・考察

 今まで妹の詩織に避け続けられていた翼。

 第6話では年上の彼氏?と一緒に歩いている姿を目撃する。

 翼と勇希はそんな詩織を追跡し始めるが……。

詩織の放課後

 前回の記事では「詩織、パパ活説」を提唱していたわけであるが、そのような姿は見られなかった。

 ホテルに直行かと思いきや、ゲームセンターで遊びファミレスに行くといたって健全である。

 ゲームセンターでもUFOキャッチャーで遊び、ファミレスもドリンクバーがある庶民的なところである。

 また金銭のやり取りがあるようには思えなかった。

 こうした観点で考えるとただ年上彼氏と遊んでいるように見える。

 ただ疑わしい部分が2つある。年上彼氏のプロフィールと詩織の対応である。

年上彼氏との関係性

 まずは年上彼氏のプロフィールという部分からである。

 穴水秀太という名前の年上彼氏であるが、年齢が28歳というところからツッコミを入れたい

 通常の社会人であればそれなりにお金を持ち始める時期であろう。

 生活に余裕が出たことで危険な遊びに手を出したとしてもおかしくはない。

 とは言え女子中学生、しかも中1と出歩くのだろうか?

 おそらくそれはNOだろう。

 中学生との間で事件に発展したのであれば懲戒解雇など重い処分を下されることは間違いない。

 社会人側のリスクは極めて高く、中学生だとは知らずに出会っていると考えられる。

 つまり詩織は年齢を偽っている可能性が高いということだ。

 仮に年齢詐称をしていたとして、詩織がリスクを冒してまで成人男性と会う理由はあるだろうか?

 やはり「パパ活」で得られる金銭が大きいように思える。


 何より、この穴水秀太という人物は怪しすぎる

 勤務先が(株)夢・創造ドリームカンパニーはいかにもベンチャーですという名前だ。

 営業が思い切り髪を染めているという点で見てもベンチャー感が否めない。

 対し営業形態が訪問販売という時代に逆行するスタイルをしている。

 かつ営業相手はマダムであり、商材は布団。

 なぜか知らないが怪しいにおいがプンプンする。

 ベンチャー・訪問販売・布団という字ずらが並ぶとどうも詐欺っぽさを感じてしまう。 

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