【呪術廻戦考察】『魔虚羅戦で五条が勝つ方法』【本誌ネタバレあり】

　呪術本誌も佳境を迎え、五条先生と宿儺は果たしてどちらが勝てるのか本当に読めなくなったきました。

　そのなかで最も大切な部分は魔虚羅戦の対策をどう行うかという部分である。

　五条先生と魔虚羅について掘り下げてみていこうと思う。

魔虚羅とは？

　魔虚羅とは正式名称を八握剣異戒神将魔虚羅やつかのつるぎいかいしんしょうまこらといい、伏黒恵の術式・十種影法術の調伏対象である。

　過去の十種影法術使いの誰も調伏できたことがない最強の式神といっても過言ではない。

　その強さは何と言っても”適応能力”である。

　「あらゆる事象への適応　最強の後出し虫拳」と評されるように一度喰らった攻撃や敵の特性を学習し、次の場面ではすで適応する。

　そんなチートみたいな対応能力が売りである。

　慶長に御前試合で五条家と禪院家の当主が互いにやり合い、二者とも命を落としたという出来事がある。

　その際の五条家代表が無下限呪術・六眼の組み合わせ（≒五条悟）、禪院家は伏黒と同じ十種影法術使いであった。

　伏黒はその御前試合で魔虚羅の同時調伏に巻き込んだと推測しているが、つまりは無下限呪術・六眼持ちすら倒せてしまうだろうポテンシャルを持っているということでもある。