【呪術廻戦考察】「簡易領域」「領域展延」の違いに関する解説と考察【最新話ネタバレあり】

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 本誌最終決戦にてかなりの重要度を誇る”簡易領域”と”領域展延”。

 要件が複雑になり、できること・できないことが曖昧になりつつあるため、一度ここで作中の情報を整理し解説していこうと思う。

 そのうえで応用方法などについても考察していく。

簡易領域とは

 平安時代、蘆屋貞綱によって考案された技術。

 ”領域”から身を守るための弱者の”領域”と称され、”領域展開”を使用できない人物にとっての領域対策として使用される。

 自分の周囲に術式を付与しない一定の領域を広げ、特に”領域展開”をされた際に領域の結界を中和することで必中効果を無効化することを目的としている。

 シン・陰流にて受け継がれる門外不出の技術である。

 この”簡易領域”の発展形として、御三家には”落下の情”が存在する。

 しかしあくまでも”簡易”であるため、実際の”領域展開”と同じだけの精度があるわけではなく一定の時間が経過すると剝がされてしまうことがほとんど。

 ”領域展開”の有効時間が経過するまで”簡易領域”のみで戦うことは難しいように思える。

 そのため”簡易領域”は打開策を生み出すための起点づくりに使用されることが多い。

 「渋谷事変」にて疱瘡婆と戦った冥冥・憂憂は、憂憂の”簡易領域”を起点とし、冥冥が「神風」を使用することで勝利に至る。


領域展延とは

 初登場シーンは漏湖と花御が対五条悟として使用。

 自分の身の回りを術式を付与しない領域を覆うことで相手の術式を中和することができる。

 術式を中和することができるため五条悟の無下限呪術にも有効である。

 五条悟は”領域展延”について次のように述べている。

「領域展延」は”水”……‼自分だけを包む液体。領域を押し返す時の初動に近い感覚かな?

 必中効果は薄まるが確実に術式を中和してくる。これなら僕にも攻撃は当たる。

『呪術廻戦』10巻 第84話「渋谷事変②」

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