引き続き「三雲修の成長」という部分についてみていこうと思う。
今回はランク戦後半・ラウンド6の内容に触れていく。
前回ラウンド5についてまとめた記事は↓からどうぞ。
ラウンド6
ラウンド5ではチカの鉛弾とともにオサムもスパイダーも見事にハマっていた。
ラウンド6ではどのように使用されていたのか。
辿るかたちで見ていこうと思う。
ラウンド6におけるポイント
大きなポイントはおおよそ2つある。
一つは初見の優位性が失われているということだ。
ラウンド5ではオサムのワイヤーに加え、チカの鉛弾という2つの武器を用いた。
「玉狛の新技が山盛りだったな。
初見であれと当たった香取隊と柿崎隊はご愁傷様としか言いようがない」
『ワールドトリガー』17巻 第146話「玉狛第二⑭」
敵が知らない武器を携えているという点で、それだけでかなりの強みであった。
しかし、ラウンド5以降には噂とログによってワイヤー陣と鉛弾の対策がされる危険性がある。
つまりラウンド5ほどの優位はとれない確率のほうが高いということだ。
二つ目に、このラウンド6では王子隊隊長・王子がいるということだ。
作戦室では綿密に打ち合わせを行っていた。
どういう攻め方をするのかという具体的な話を進めていたという点では、かなり戦術に長けた人物であるといえる。
用意周到な王子相手にどこまで戦えるのかがカギとなる。
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