【感想/レビュー】『一ノ瀬家の大罪』【第1話考察】タイザン5

一ノ瀬家の大罪

黒塗りの写真

 翼が自分の部屋で手に取った写真。

 6人の顔が塗りつぶされているが、詩織が指を7つ立てていることからおそらく彼女が7歳の時の写真であると推測できる。

 あるいは本来7人家族だとよ、ということをアピールしているようにも見える

 このころはおそらくまだ幸せだったように思える。

 ただここから何があったのかという展開に着目したい。

 またこれがセルフタイマーで撮影したものなのか、7人目の誰かが撮ったものなのか

 大罪といえば「7つ」を想像してしまうし、何より第1話の最終ページにて全員が着席しているのにも関わらず椅子が一つ空いているのだ

 これは7人目の家族がいる(いた)ことの示唆であると考える。

 詩織が指を7つ立てていることも、このことの示唆かもしれない。

 このあたりの関係性からも目が離せない。

家族を抱える闇

 あまり明らかにはなっていないがわかる範囲で考察していこうと思う。

 とはいっても一ノ瀬家のテーブルからしか推測できる要素はないが。

 まず「中高一貫校」や「医学部」、「教育しないママ」など教育系の書籍が目立つ。

 ここから母親が教育熱心なモンペなのではという想像がどうしても膨らんでしまう。

 次に気になるのは資産家という文字である。

 翔か耕三が資産運用に手を出して破産してしまったという可能性がある

 そして、菓子パンや飲み物で溢れるリビングも気になるところだ。

 耕三や幸恵はすでに定年を迎えているだろう年頃だ。

 それにもかかわらずリビングがこれだけ汚いというのはやはり気になる

 これはつまりリビングには限られた人物しかやってこない。他の人物は自室に引きこもっているのではないかと思うのだ。

まとめ

 第1話から読み取れそうな部分もまとめてみたがいかがだろう。

 今後も考察の余地はあるだろうが、かなり不穏な空気を駄々流しである。

 ただ続きが気になる、魅力的な第1話でありました。

 来週も記事にてまとめるつもりなのでどうぞよろしければ。

 

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