【呪術廻戦考察】『パンダと3つの魂による観測/さしす組』【最新話ネタバレあり】

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 今回は少しだけ趣向を変えた記事を綴っていこうと思う。

 着目したいのはパンダという存在である。

 パンダはお兄ちゃんとお姉ちゃんという3つの魂が互いを観測し合うことで安定している。 

 この3つの魂で観測し合うということは高専生に必要なもののメタファーではないだろうか。

 本記事はそんな考察を行うものである。

パンダとは

 パンダとは夜蛾学長の傀儡呪術によって生み出された最高傑作。

 感情を持ち、他人が呪力を込めなくとも自分の力の身で呪力を生成できる突然変異呪骸。

 通常の呪外と異なり、完全に独立している秘訣は内に秘める魂がパンダのものだけではない。

 パンダに加え、お兄ちゃんであるゴリラとお姉ちゃんのトリケラトプスという3つの魂が存在している。

 この3つの魂が互いに観測することで成立しているため、パンダは呪外でありながら自立することに成功している。

 完全に自立している呪外という人工兵器を作れる危険性から夜蛾は呪術総監部からマークされているが、偶然の産物ということで”突然変異”として見過ごしてもらっていた。

 キーワードとなるのが3つの魂による観測という部分である。

 これが五条悟・夏油傑・家入硝子と虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇というそれぞれの3人にとって必要なもののメタファーであるように思えるのだ。

 今回は五条・夏油・家入の「さしす」組について取り上げようと思う。

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