『呪術廻戦』と安倍晴明
ここまでの経緯を踏まえると、『呪術廻戦』が史実との関連性が深いことを作中でも明らかにし続けているにもかかわらず「安倍晴明」というワードにかすりもしないことは非常に不可解である。
さらには賀茂家という安部家と並ぶ陰陽師一家が登場しており、蘆屋というライバルまで登場している。
それにもかかわらず、これまで一切触れられてきていない。
蘆屋貞綱などはわざわざ名前を出していることから、加茂憲倫と同様にキーマンである可能性が高い。
逆を言えば、もし今後「安倍晴明」をモデルとする誰かが登場するのならば、最終鏡面である現時点ではすでに伏線を張り終わっている状況なはずだ。
これはあくまで情報が少ない中の推論でしかないが、「『呪術廻戦』は安倍晴明が誕生しなかった世界線ではないか」という仮説を提唱したい。
仮に「安倍晴明」という人物が生まれてないのだとしたら、この最終局面で名前が出ていなくても何らおかしくはない。
また最大のポイントは両面宿儺という存在である。
史実からの脚色が多いが、現代の創作における安倍晴明は「最強の陰陽師」という印象が強い。
このイメージ通りの安倍晴明であれば、平安時代の宿儺も倒すまたは封印することができたのではないか。
完全にイメージありきの推測でしかないが、可能性としては考えられる。
なぜならば安倍晴明だから、という理由で納得いただけないだろうか。
『呪術廻戦』ではこの安倍晴明が生まれなかったことにより宿儺が実権を握ってしまったのだと考えたい。
暴論に近い憶測ではあるが、『呪術廻戦』を楽しむヒントとして活用いただければ幸いである。
コメント
五条は、菅原が没後天満宮に祀られた辺りで、厄災を恐れた人々が、菅原の子孫を京都に戻したうちの一つの家名だったと記憶しております。
また、乙骨という家名は分かりませんが、藤原の子孫にも五条家に分家している為、乙骨は菅原と藤原の両方の血を引いているのではないかと考えています。
信じるか信じないかはあなた次第。