【呪術廻戦考察】”人外魔境新宿決戦”での禪院真希についての評価【最新話ネタバレあり】

呪術廻戦

 今回取り上げるのは”人外魔境新宿決戦”における禪院真希の評価について解説と評価をおこなっていこうと思う。

宿儺への不意打ちと釈魂刀

 禪院真希が両面宿儺との戦闘に加わったのは五条との戦闘を終え、乙骨の領域での戦いを終えた中盤以降である。

 タイトルとして「人外魔境新宿決戦」が38話まであるが、真希は23話目(28巻 第251話)と比較的遅めのタイミングで参戦している。

 ここでは領域を自ら崩壊させた乙骨と協力する形で、宿儺の心臓を貫く不意打ちを決めている。

 これにより宿儺は心臓を治療した状態で戦闘を続けることとなる。

 外的損傷ではないため、実際には心臓がいつ治癒されたのかわからないがこれは宿儺にとっては大きな損失であったはずだ

 第2巻”受胎戴天”編の少年院では、宿儺が心臓を欠いた状態で戦闘を行うことはダメージを負いつづけると踏んでいた。

その読みは当たっており”人外魔境新宿決戦”での五条vs宿儺にて、”無量空処”を喰らった宿儺への攻撃としては掌印の鍵となる腕や、移動手段の足ではなく真っ先に心臓を狙っていることからも、『呪術廻戦』においても重要度がかなり高い部位であると考えられる

「最低でも心臓‼肺・肝臓も潰す‼少年院の悠仁より確実に死に近づける‼」

『呪術廻戦』26巻 第229話「人外魔境新宿決戦⑦」

 さらにポイントとなるのは真希が釈魂刀を振るったという部分で、魂目掛けてダメージを与えられたという功績は大きい

 これに関しては以前考察記事をあげているので下記を参照いただきたい。

 虎杖と共生していたことや、もともと忌子として双子でありながら1つの体を共有していたということもあり虎杖と同様に宿儺は魂の輪郭を認識していた。

 そのため宿儺は釈魂刀の傷すら反転術式でも治せるという部分はマイナスではあったものの、五条悟との後遺症をかかえた宿儺には即完治が難しくダメージを負わせ続けることに成功している。

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