第4話・レビュー
いよいよ始まった訓練
まずは面白かったポイントから。
今回はついに南極観測に向けた訓練が始まります。着目点②であげた「南極までの道中、南極にたどり着いてから、どんな冒険(≒苦労・挫折)が待ち受けているのか」という部分ですね。
吟隊長からは「隊員は同行者であろうが研究者であろうが等しく同等だと思っています。やることは山ほどある。高校生であろうと必要であれば掃除洗濯から力仕事までどんどんやってもらいます」と厳しいことを言われるなど、彼女らが「お客さん」ではないことを告げられます。
訓練では座学のほか、南極という平坦かつ吹雪で荒れる大地を想定した移動訓練をする様子が映し出されていました。初めての実践に手こずるも、南極に詳しいと自負しているだけあるシラセや、頭が良いヒナタを中心に訓練に臨んでいました。南極での冒険の予兆が感じられる展開でした。
いよいよ南極への物語が始まるんだなという高揚感、南極という土地の厳しさを訴えるという意味ではいい内容だったかと思います。
また隊長のギンがシラセの母・貴子と同級生であったということもあり、シラセとギンの繋がりが垣間見える回でもありました。
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