南極に行けるかどうか
ただ今回の悪い部分というのは「南極に行けるかどうか」という部分について、物語の後半が始まる第7話で語られたという点です。
これまでよりもいを振り返ると、「南極に行けるかどうか」という話題は話しつくされてきました。
第1話からシラセは「南極に行けるのか」=「どうやって南極に行くんだ」ということで同級生から距離を置かれていました。
また第2話では南極に行くと宣言するキマリに対して、めぐっちゃんが「南極観測隊に同行できるのか」と「資金不足の南極観測隊は出航できるのか」ということをすでに問題視していました。
しかし、「観測隊の資金不足」=「南極まで辿りつけるのか」という問題についてはこれまで何度も払拭してきました。
第2話では無茶な作戦を決行したシラセに対し、「そんな心配してもらわなくても私たちは行くわ。必ずね」という前川隊員の強い決意が表れています。
白石ユヅキが参加することとなったのも、スポンサーとしての一環になります。
第5話ではボロボロのワンボックスを見て資金不足を心配する4人に対し、
「報道の通りお金はないけど、それは南極に行くための費用を多くとっているから。その分削れるところは徹底的に削ってるだけよ。中止になることは絶対にないから安心して。あなたたちは知らないだろうけど、このプロジェクトが立ち上がってからずっと言われ続けているの。お金が立ちない、危険じゃないのか。もう慣れっこ」
と語っています。
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