3.緊急脱出のタイミング
またランク戦においては、狙撃手の緊急脱出が鍵を握っている。
ランク戦では半径60mに人がいる際には自主的な緊急脱出が使用できないという制約が設けられている。
緊急脱出の制約がないと、「えーい、格上相手でどうせ勝てないからヒット&アウェイしちゃえ~」と特攻の敷居が下がり、敵に落とされる直前(=敵に1ポイント与えてしまう前)に緊急脱出を使用するという手法が取られかねない。
ランク戦というシステムを維持するためにも必要な制約である。
この自主的な緊急脱出が使われる場面は主に2つある。
盤面確定時
そのためランク戦で自主的に緊急脱出を使う場面は非常に限られる。
ひとつは戦況が確定したというタイミングである。
ラウンド7:(玉狛第2・東隊・影浦隊・来馬隊)での状況をみてみよう。
最終局面にて空閑・チカ・東・小荒井の4名が残る。
それより前にヒュースは小荒井が足を負傷していることを確認、そして東の足を削ることにも成功した。
そこで機動力がないと判断したヒュースはチカに炸裂弾を放つようオサムに助言をする。
東・小荒井もこのままでは勝てないと判断し、ヒュースの思惑通り自主的な緊急脱出を選択する。
盤面がほとんど決まった状況で相手にポイントを与えないために使われるケースが一つだ。
コメント