さて前回に続き「三雲修の成長②~戦闘編~」と題し、戦闘シーンにおける三雲修の成長を辿っていこうと思う。
『ワールドトリガー』を大きく①空閑との出会い、②B級昇格、③大規模侵攻編、④B級ランク戦前半、⑤B級ランク戦後半の5項目に分類する。
今回はその中でも②B級昇格という部分に焦点を当てて話していく。
前回の①空閑との出会いについては、↓から見れますのでぜひとも。
B級昇格後
イレギュラー門を解決に導いた空閑の功績をオサムが貰うというかたちで、見事B級昇格を果たしたオサム。
一方で近界民との繋がりを訝しむ三輪はオサムの周辺を調査する。
その最中でオサムたちは玉狛支部を紹介され、連れ去られたチカの兄と友人を助けるため空閑とチカを含めた3人で遠征部隊を目指す。
今回はB級昇格後から大規模侵攻編前(2巻中盤~5巻)までについてまとめていこうと思う。
VS バンダー
昇格後、さっそくオサムの見せ場がやってくる。
その後、オサムはチカの心配事を解決するため空閑と会わせることを決める。
しかしそのトリオン量から近界民を呼んでしまうため、チカの元へバンダーが現れる。
そこにB級へ昇格し、基地以外での戦闘が認められる正隊員となったオサムが現れる。
使用していた訓練用トリガーではないということを除いても、以前より動きも洗礼されており、戦闘らしい戦闘が描かれていた。
烏丸との修行
玉狛にてチームを組むこととなったオサム・空閑・チカの3名は玉狛のメンバーに修行をつけてもらう。
オサムは烏丸、空閑は小南、チカはレイジとマンツーマンでの指導を受ける。
空閑は攻撃手ランク3位という実力者である小南から10本中1本とり、チカは持ち前のトリオン量をかなり評価される。
その一方で烏丸からオサムへの評価は芳しくない。
「三雲、おまえ弱いな。ほんとにB級か?」と言われ、小南に実力を聞かれたときも「うーーーーーーん……”今後に期待”……としか言えないすね」と、この時点での実力は評価されていない。
そう言った意味で、客観的に見たとしてもトリオン性能や運動能力値は決して高い部類ではなく、戦闘の腕においての評価も全然低いものだといえる。
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