【呪術廻戦考察】『五条vs禪院甚爾と領域展開』【本誌ネタバレあり】

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五条悟はいつから領域を使えるようになったのか

 まず五条の呪術に関する変遷を振り返っていこうと思う。

 そもそもにして五条悟という人物は”天才”として描かれている。

「簡易領域!」

「五条先生『できない』って言ってたじゃん!」

「いや五条は『教えられない』つったんだ。ああいう初めからなんでもできる天才タイプはマジで教えるの向かないからな」

『呪術廻戦』第226話「人外魔境新宿決戦④」 

 無下限呪術と六眼という能力として天賦の才を持っているが、能力だけではなく呪術という幅広い域で才能を露にしている

 もちろん、この呪力操作については六眼をもっていることも寄与しているだろう。

 そういう呪術界で生きていくという才能があるがために”最強”と称されている。


 ここで注目したいセリフがある。

「ガキの頃習ってさ、領域を会得してからはとんと使わなくなったけど悪くはないんじゃない?」

『呪術廻戦』第227話「人外魔境新宿決戦⑤」

 御三家秘伝の領域対策として”落花の情”を使用しているが、領域を会得してからは使用していないと語られる。

 ”落花の情”についてであるが、ガキの頃という発言と”初めから何でもできるタイプ”ということから、”落花の情”自体は10代前半までには使用できていたのではないかと思われる。

 その流れから、領域展開を覚えるというのも早かったのではないかと予想する。

 つまりは禪院甚爾と戦った時にはすでに領域を会得していた可能性も十分考えられる。

 このとき反転術式は覚えたてであるが、領域展開には反転術式の会得が必須というわけではないだろう。

 それは”黒閃”を発生させると呪力の本質に近づけることと似たようなことで、覚えていたほうが呪力操作という点で領域を覚えやすいのではないかと思う。

 ただ術式に領域が付与されている秤は別として、2年の乙骨がすでに領域を会得しており、1年の伏黒が未完成ながらも領域を習得しつつあるのだ。

 そう考えると”天才”であった五条は高専入学時点あたりではすでに領域を会得していたと予想できる。

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