羂索を倒した場合
さて、夏油傑の体を乗っ取った羂索を倒した場合に考えうるリスクは2つある。
1つ目は保有している呪霊の解放・暴走である。
『呪術廻戦』第0巻で、乙骨との最終局面で極ノ番『うずまき』を使用したが、その際には4461体の呪霊を1つにしている。
この際、すでに東京と京都に百鬼夜行として千の呪霊を解き放っていたことから6000体弱の呪霊を保持していたと考えられる。
ただこれらは高専時代~離別後の10年での累計である。
第0巻ののち、夏油の体を奪うことに成功してからは一年は経過していないことを考えると、そこまで多くの呪霊を取り込めていないと予想する。
ただ羂索の実力を考えると上級呪霊を取り込んでいる可能性が高く、黒柄死やガネーシャ?、悪路王大嶽など特級呪霊を複数保持していたことなどを考えると強力な呪霊はいくつも抱えているだろう。
そうした呪霊たちがどのような動きをするのかには注目したいところである。
2つ目は天元がどうなるかである。
羂索に取り込まれ、最終決戦が始まってからは登場機会を失っている。
果たして羂索が敗北した際には自我を再び取り戻し、死滅回遊の平定に協力するのか。
人間としての自我をすでに失い、暴走するのか。
天元自体は”死滅回遊”という舞台の要である。
天元が全国の結界を分解すれば強制的に死滅回遊を終わらせることができる可能性もあるのだ。
一方で天元次第では、死滅回游が取り返しがつかない結末を迎える可能性もあるのだ。
この天元という存在の動向にも注目したいところである。
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