灰原の死
もしも灰原が生きていたのであれば七海はそのまま呪術師を続けていたのかもしれない。
Q.七海とは気が合っていたのでしょうか?同級生は2人だけだったのでしょうか?
A.仲良しでした。2人だけだし、その後七海は1人です。
『呪術廻戦 公式ファンブック』P69
ここでの1人というのは”同級生が”という意味でもあるだろうし、”七海のことを理解してくれる人物がいなくて”1人であったという意味でもあったと考えられる。
先ほど述べたように七海は灰原だけでなく五条・夏油・家入とも仲が良く、2期のOP・EDでは一緒に遊ぶ”存在した記憶”があったと想像できる。
しかしながら「仲がいい」と「理解者」であるかどうかは別の問題である。
灰原がなくなり夏油が高専を立ち去ってからは、五条・家入との交流は少なくなったことは想像に難くない。
五条は1人での任務が増えたことだろうし、家入も希少な反転術師使いとし高専内での仕事も忙しくなったことだろう。
また残念なことに2人とも才能自体が稀有であり、また学年自体が異なることから七海と境遇が異なる。
そういった同じ年・同じような立場で話ができ、本音でぶつかることができた唯一の相手が灰原であったのだろう。
灰原がいなくなってしまって以降、七海の心は孤独であったに違いない。
その後、七海は社会人を経て呪術師として復帰する。
そのきっかけとしてパン屋で働く女性に心を動かされていたが、この女性が仕事に対してのひたむきな姿や明るく健気な様子が灰原と重なったことが大きいと考えられる。
今回は七海の人生、学生時代から呪術師復帰までについてまとめてみた。
今後、各キャラクターについてもまとめていこうと思うのでその節はぜひ。
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