宿儺を倒してあとはどうする?
個人的に気になる部分は、「宿儺を倒した場合に宿儺の指はどうなるのだろう」ということだ。
現在本誌では伏黒の魂から宿儺の魂を剝がそうと必死に画策している。
魂の境目を見切ることができる虎杖はその境界に7度黒閃を決めているなど、魂の分離は少しずつ、だが確実に進んでいるようにみえる。
また真希の釈魂刀もあるが、こちらで宿儺には確実にダメージが加わっている。
さて順調に進んでいるはいいが宿儺を倒したあと、その指はどうなるのだろう。
一番望ましい展開は宿儺を倒し、魂ごと焼き切ることがができ、その場で指が消滅されるということだ。
この際、主格となる魂が消え乙骨の中からも消えてもらえればなおよいだろう。
しかしそうではない場合、つまり宿儺の指が伏黒や乙骨のに取り残されたままとなる可能性がある。
それを放置してしまうと宿儺が復活するという最悪のケースが考えられる。
そのため改めて封印するか、指を吐き出させ虎杖が飲み込んで自害という選択をするかの2択が真っ先に思い浮かぶ。
もともと虎杖は津美紀を助けたのち、自らの死を考えていた。
事実として死滅回游で、日車によって起こされた第2審では渋谷での責任を問われながらも、自分の責任として飲み込んでしまっている。
そんな最中で受肉先が虎杖から伏黒に代わるという大事件が発生したわけだが、結果として多大なる被害を生み出している。
結果論ではあるが伏黒はに最愛の家族・津美紀と、自分を救ってくれた師匠である五条を自らの手で殺めることとなっている。
虎杖はその責任を取るために、残された宿儺の指を喰って責任を取るという可能性は大いに考えらえる。
正義感が強い虎杖だから、こういう選択も平然とできてしまうかもしれない
もちろん宿儺にも責任があるということはわかっているようだが、それでも自分が引き起こしたという自責の念を止めることはできない。
虎杖は他人を助けるために自分が苦しむことや、自分自身のために自分が苦しむことは受け入れるタイプではあるが、自分の失態が原因で他人が苦しむことには耐えられないタイプの人間だからだ。
このことから祖父・倭助が残した通り、最悪の意味で「みんなに囲まれながら死を見届けられる」というケースが発生しうる。
まだ展開が読めない中であるが、これだけは何とか阻止してほしい。
何なら虎杖・伏黒・釘崎の3人には幸せが訪れてほしいと切実に願うばかりである。
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