今回の記事は赤血操術に関する記事である。
加茂憲紀や脹相などが保有する術式である「赤血操術」がかなり強力な術式であるため、そこに関する考察・解説記事としてまとめていこうと思う。
赤血操術とは
赤血操術は自分の血液に呪力を込め戦うことができる術式。
御三家である加茂家の相伝術式でもある。
作中では加茂憲紀や脹相が使用していた。
射程範囲の広さ
早速ではあるが「赤血操術」の強みについて解説をしていこうと思う。
まず取り上げたい箇所は射程範囲の広さについてである。
「赤血操術は加茂家相伝の術式の一つとして重宝されているル。
その理由は近・中・遠全てに対応できるバランス力ダ。」
『呪術廻戦』12巻 第104話「渋谷事変㉒」
射程範囲の強さを代表する技として、赤血操術の代名詞である「穿血」が挙げられる。
加圧し一点から放出する血液は音速を超える速度に至る。
宿儺の器として高専トップクラスかつ超人的な身体能力を持つ虎杖ですら一撃で左腕を負傷し、さらには回避率は5分であると見込んでいる。
これまで呪力なしで日車の攻撃を耐えてきたことや、受肉化したばかりであるが宿儺の攻撃を耐えていたことを考えると虎杖の耐久力は高専随一である。
そんな虎杖の左腕をたった一撃で使用不能にするという点でも一撃の破壊力は作中上位に食い込むといえるだろう。
耐久力に欠ける伏黒や釘崎であれば一撃で沈んでいた可能性も大いにある。
この「穿血」の強いところはその虎杖ですら回避が難しいスピード、そして致命傷になりうる威力に加えて、中・遠距離での攻撃ができるという点である。
体術や近接メインの術師相手に一方的な攻撃が可能である。
強力な技だけあって「百斂」でのタメが必要であり、虎杖はその隙を狙って攻撃を仕掛けていた。
しかしながら「赤血操術」は近距離にも対応ができる術式なのである。
「赤鱗躍動」「赫鱗躍動」 で身体能力を上げることができ、さらに脹相の場合はオリジナルの「超新星」という「穿血」をショットガン方式で発射する近距離技を持つ。
このように「赤血操術」は射程範囲に応じて、それぞれの特徴を生かした攻撃が可能なのである。
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