【呪術廻戦考察】『領域展開の強さと弱さについて解説してみる②』【最新話ネタバレあり】

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 今回も呪術廻戦に関する考察だが、前記事に引き続き”領域展開”について触れていこうと思う。

 前回の記事では”領域展開”は一握りの人物にしか扱うことができない最高位の技である一方で、その強さゆえに対策が講じられてきたことを述べた。

 以上のことを踏まえたうえで、”領域展開”は果たして強いのかということを検証していこうと思う。

領域展開の強さとは

① 精神的なプレッシャー

 まずは領域が使える術師であるというプレッシャーだ。

 本当にごく僅かの人間しか扱うことができない”領域展開”であるが、前回の記事でまとめたように対策できる術はいくつか存在する。

 しかし、完全な防御策がないというのもまた事実である

 前回の記事では対抗策を書き連ねてはいるが、もしも領域を使われてしまった場合にどうすればいいかという部分に着目している。

 その際の一番の対抗策は同様に領域を展開するという手段だが、そんな人物はごくごく一部に限られる。

 簡易領域や領域からの脱出も可能ではある。しかしあくまでも策のひとつであり、運や状況に左右されてしまうのが現状だ。

 だからこそ自分が領域を使えない・相手が領域を使えるという状況の場合、いかに領域を使わせないように戦うかというところが勝負の肝となる。

 その方法の一つとして、領域を出させる暇もないほどに怒涛の攻撃を繰りだすという戦い方がある。

 渋谷事変での陀艮戦などが最たる例で、禪院直毘人を中心に”領域展開”に必要な掌印を結ばせないという手段をとった。

 (しかし陀艮はお腹で掌印を結ぶという荒業を行ったため、結果的には無効ではあった。)

 逆に言えば”領域展開”を使えるという時点で、それだけのプレッシャーをかけることができるともいえる。

 領域が使えない者にとってはたまったものではない。

 距離をとった戦法でも領域という効果範囲次第では逃れることも難しい、わずかな隙さえあれば展開されてしまう。

 先にも述べたように対抗策は存在するが、完全な防御策はない。

 ”領域展開”されてしまったら一発KOの可能性が非常に高い。

 そんな隠し玉を持つ相手と戦わなくてはいけないという、精神的なプレッシャーをかけることができる。

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