【第1回ワールドトリガーのここが面白い】「バトルにおける不自由さとオリジナリティの欠如」【考察】

マンガ

不自由さによるフリ

 A級を含め、誰もが同じトリガーの使用が可能という状況であるが、これが大きなフリとあっている。

 それは「汎用トリガー以外が登場することの特別感」である。

 玉狛のメンバー烏丸・小南・木崎は汎用トリガーではない特別なトリガーを持つ。

 玉狛が組織としても強さとしても特別であり、事実強いというのも堪らなく良い。

 そして黒トリガーの規格外の強さである。

 また黒トリガーが特別であることは作中で語られてはいるが、これだけA級・B級が汎用トリガーを使用しているため説得力がある。

 その強さは圧倒的であり、空閑が三輪隊に奇襲された際にはオサムを守るため迂闊に反撃できないというハンデがありながらきっちり制圧に成功する。

 また空閑の補足を指示された太刀川隊・風間隊・冬島隊を止めるべく、迅と嵐山隊が立ち向かう黒トリガー争奪戦にて迅はA級6人相手に勝利する

 もちろん迅の持つサイドエフェクトとの相性が、黒トリガーの性能の強さがかなり印象づいた話である。

 この黒トリガーの強さというのも汎用トリガーとの対比がしっかりできるからこそ、より箔がつき性能が際立つ。

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