【呪術廻戦考察】『伏黒恵、器としての強度不足説』【最新話ネタバレあり】

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宿儺の受肉は成功なのか

 希望となるのが宿儺の受肉は本当に成功なのかという部分だ。

 確かに伏黒に受肉したという事実はおそろしい。

 術師としての潜在能力、術式の汎用性の高さ、そして伏黒恵という立場。

 どれをとっても厄介であることは間違いない。しかし、私が気になっているのは次の場面である。

 伏黒へと受肉した宿儺が、”浴”によって伏黒の魂を鎮めようとした直後のワンシーン。

 どうやら体にヒビが入っているよう。

 これはつまり、伏黒の体では肉体の強度が足りないのではないかと考えられる

 受胎戴天、そして渋谷事変での出来事を振り返ってみればわかるが宿儺が持つ力というものはかなり強大だ。

 膂力・素早さ・精度・呪力とどれをとっても超一級品であることは間違いない。

 だからこそ、器となる肉体も超一級品でなければならないはずだ。

 その点においては伏黒の肉体では役者不足という可能性が大いに考えられる。

 宿儺のキャパに耐えきることができず、瓦解することもありえるだろう。

 そういう意味を込めたシーンなのではないかと予想する。

 このことに関しては『呪術廻戦』の肝である”肉体”と”魂”という観点からも考察しているので、こちらもぜひ見ていただきたい。

 ここまでの力を誇る宿儺に勝てる希望があるとしたらこの点なのかな……。

 そんな期待を込めた考察でした。

 良ければほかの記事も見てみていただけますと幸いです。

 

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