【呪術廻戦考察】東堂葵という化け物級呪術師の強さを解説する【最新話ネタバレあり】

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術式”不義遊戯”について

 東堂が化け物である点は術式が決して強くないのに1級まで昇り詰めているという事実である。

 先に挙げた禪院直毘人や禪院直哉、秤金次は術式単体で非常に強い。

 「投射呪法」は通常戦闘においても強力であるし、秤の「座殺博徒」は無敵時間がつくという強力っぷり。 

 あるいは冥冥は術式自体は強くないが「神風バードストライク」という一撃必殺の技を持つし、日車も術式剥奪という術がある。

 こうした術式たちと比べたときに東堂の術式「不義遊戯」は単体で考えると決して強くない。

 冥冥の「神風バードストライク」は超攻撃的な技であり、「投射呪法」は自身のスピードを向上させるバフ・相手の動きを制限するデバフ効果がある。

 秤や日車もバフやデバフ効果がかなり感じられる。

 自分や相手に直接的に干渉でき、なおかつ即効的に効果が反映されるという強みがある。

 一方の「不義遊戯」は自分や相手に影響があるものの、あくまで戦闘補助としての立ち位置である。

 相手へのダメージに繋がることもなく、自分の能力値アップにはならないのだ。

  呪術師は術式という生まれながらにして持つ才能が8割を占めているはずだが、東堂は術式が決して強力ではない中で1級術になっている。

 言い換えれば体術と呪力操作だけで1級術師の術式に相当するということだ。

 この事実だけでも東堂がいかに化け物かわかるだろう。

 次回の記事では東堂の体術と呪力操作について詳しく掘り下げていきたい。

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