【呪術廻戦考察】『死滅回游というシステムについての解説』【最新話ネタバレあり】

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③ 自分が有利になるためのポイント

 死滅回游内では泳者を殺害することによってポイントが手に入る。

 総則にて参加後19日以内にポイントを入手しないと術式剥奪=死に至る。

 そのために泳者はポイントを集める必要があるが、ポイントの用途はそれだけではない。

 管理者との交渉が必要ではあるが100ポイントを集めることで死滅回游にルールを追加することができる

「死滅回遊は二度目の人生の第一段階にすぎない。

 なんせ手引きしているのが羂索なんだからね。

 あらゆる事態を想定して点は獲っておくべきよ」

『呪術廻戦』20巻 第176話「仙台結界③」

 先ほど述べたように、羂索との契約範囲はおそらく受肉を成功させるというところまで。

 その後の安全保障などは行っていないハズなのだ。

 つまり、過去の術師たちは今後のことや羂索の危険性を考えできるだけポイントを集めることに注力していたと考えられる。

 結果的ではあるが羂索の思惑通り、結界内の呪力を満たすということに貢献するようになる


③ 他国勢力の参戦

 4つ目に各国の軍隊を招集していたということだ。

 羂索は日本人が持つ術師に成りうる脳の構造をエネルギー資源であるとし、各主要国の権力者にプレゼンを行っていた。

 いわば呪術師狩りである。

 エネルギー競争を煽られた軍隊が死滅回遊の結界内に入り込み、術師たちの生け捕りを実行する。

 レジィ・スターが予言していたことである。

「これは確信だ。強者だけが残った回游に羂索が爆弾を落とし死滅回游は役割を終える」

『呪術廻戦』19巻 第167話「東京第一結界①」

 先ほど述べていたプランであるが、さまざまな欠陥がある。 

 10の結界があるも参加する術師が少ない、競争社会となり強者だけが早い段階で生き残るなど永続と謳っているわりにはいささか不十分であった。

 羂索はそれを理解し、最終仕上げとして結界に各国の軍隊を解き放ったのだ。

 これは術師vs非術師(≒軍隊)という構図ではなく、呪霊vs非術師の展開に持ち込むことが目的であった。

 日本人以外であっても死ぬ際には大きな呪力を放つ。

 羂索は術師がエネルギーであるということを餌に軍隊を日本に呼び寄せ、塵殺することを目論んでいた。

 羂索が想定した通り、呪霊が圧倒的に有利な展開を描く。

 そしてついに、死滅回游は呪力を満たし、役割を終えることとなる。

まとめ

 以上が現在判明している死滅回游の現状である。(力尽きたので今回はこのあたりで……)

 如何せん複雑なルールなので漏れや修正は随時行っていければと思うが、

 資料として残したいと思う。

 それではまた次回の記事で。

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